ヨーヨーの公式大会の競技形式について解説してみた
まずはご報告としまして、僕、関 大輔はこの度、JAPAN NATIONAL YO-YO CONTEST2022(通称JN)の規定トリックアドバンスド部門にエントリーしました!
本当に久しぶりのオフラインコンテストなのでかなり緊張していますが、精一杯ヨーヨー版湘南スタイル(?)を体現してきますので応援よろしくお願いします!
さて、そもそもヨーヨーの公式大会ってどんなふうに競っているのかわからない方も多いのではないかと思います。
今回は出来るだけわかりやすく、JNで行われる競技を解説してみたいと思います。
ヨーヨーの競技にはフリースタイル競技と規定トリック競技という2種類があります。
主な違いとしては以下の通りです。
【フリースタイル競技】
音楽に合わせてヨーヨーを自由にプレイし、技の実行力、難易度、芸術性などを評価する、現代の競技ヨーヨーでは主流の対戦形式です。1Aから5Aまでの5つの部門別に争われ、ここで優勝したら全日本チャンピオンの称号が与えられる。他には女性限定のWOMEN’S FREESTYLE部門、40歳以上の方が出場出来るOVER 40 FREESTYLEがあります。
【規定トリック競技】
5A〜1Aの各スタイルで各自にお題を設定して、その全てのトリックに挑戦する、フリースタイルとは別の緊張感がある競技です。各スタイルへの精通する総合力が求められます。
さっそく慣れない単語が出てきたと思いますので、そちらも解説します。
【1A】
ワンハンドストリングスタイルとも呼ばれます。1個のヨーヨーとヒモを操り、あやとりの様な技を繰り出す部門です。世界で最も競技人口が多く、競争率が全部門中最も高いのも特徴です。一人一人のプレースタイルや特徴も大きく異なるのでそう言った面にも注目してもらえると楽しいと思います。
ちなみに僕の元メイン部門も1Aで、僕はヨーヨー版湘南スタイルを豪語しているだけにスピードプレイが得意でしたw
【2A】
ダブルハンドルーピングスタイルとも呼ばれます。2個のヨーヨーを使って円を描く様な技を繰り出す、ヨーヨーの花形部門です。ループザループやアラウンドザワールドと言った、昔から馴染みのある技がたくさん出てきます。最近ではラップ系と言って、ループやホップと呼ばれる技をやりながら片方の手にヒモを絡めると言った技もあります。
【3A】
ダブルハンドストリングスタイルとも呼ばれます。2 個のヨーヨーを使ってヒモを絡めたり解いたりして複雑な技を繰り出す、トリッキーな部門です。初見の複雑さは1A以上に見えてしまうかもしれませんが、やってることが理解できる様になるとなかなか面白い部門だと思います。
【4A】
オフストリングスタイルとも呼ばれます。ヨーヨーとヒモが離れており、空中で様々な技を繰り出す。他の部門に比べてヨーヨーが大きめで、中国コマを連想していただけるとわかりやすいかもしれません。常にヨーヨーを落っことす危険と隣り合わせのスリルが楽しいスタイルになってます。
【5A】
カウンターウエイトスタイルとも呼ばれます。本来指につける輪っかの部分におもりをつけ、ヌンチャクの様な技を繰り出す部門です。スピードとダイナミックさは2Aに匹敵するため、見てるとかなり面白いスタイルじゃないかと思います。
各部門の紹介動画があるのでどんなスタイルかはこちらのプレイリストを見ていただければと思います。
https://youtube.com/playlist?list=PLafXw3_TWOd9jRBtLzfyQvWfuJXODWCiB
ひとまずヨーヨーの競技形式はこんな感じです。
他にもこんな技をやれば点が入るよ!みたいな細かいルールが定められていますが、まずは何も考えずに各選手たちの演技を見てもらえると楽しいのかなと思います。
詳しくはJYYF(日本ヨーヨー連盟)様の公式サイトをチェックしていただいた上で観戦に来ていただければうれしいです。
最初は細かいことは考えず、ただ漠然とヨーヨーを観戦してみてください。
今回も読んで頂きありがとうございました!